ホーム > 純米生詰原酒「横超(おうちょう)」 発売に向けて
純米生詰原酒「横超(おうちょう)」 発売に向けて平成21年9月吉日
仕様
原材料名 | 米・米麹 山田錦 |
---|---|
精米歩合 | 70% |
アルコール度 | 16度以上17度未満 |
日本酒度 | +5.0 |
酸度 | 1.4 |
アミノ酸 | 1.2 |
容量 | 1.8L・720ml |
醸造元 | 日の丸醸造株式会社 秋田県横手市増田町 |
醸造元代表 | 佐藤譲治 |
醸造元杜氏 | 高橋良治(山内杜氏) |
発売元 | チヨダ・サケ・デザイニング 前川事務所 |
吉本 隆明 氏
農家の方が、精魂込めて育て、質的にも、金額的にも日本最高と言われる「山田錦」。そんな米だから低精白で山田錦本来の米の旨味を引き出す酒造りに挑戦し、成功したまんさくの花「七山」。それをプライベート酒「横超」として今秋発売したいと思います。
吟醸・大吟醸が<竪超(じゅちょう)>であるならば純米酒まさに<横超(おうちょう)>であり、山田錦70%精米は酒造りの<還相>であり<非知>へと向かう新たな旅立ちになると確信しております。多くの先達の努力、そのお陰で、純米酒は日本酒の長期低落傾向の中、微増を続けております。米余りの中、未だにアル添酒主流の反省のないナショナルブランドや酒造組合中央会に対し、消費者のニーズの所在を苦闘しながら探し出す努力を、地方の蔵は自立的にここ数十年やってきており、生き残りの最大の力となっております。
1970年代初頭に「革命」・「かくめい」を喪失した私たちは、吉本隆明氏より親鸞の<横超>に出会いました。還暦にも近くなり、ますます<横超>力が必要になってきたようです。
吉本さんの優しさや強さにいつも敬服し、親しみを感じた私たちには、純米酒「横超」を飲みながら糖尿病の数値を肴にしていけたら、それだけで至福です。
日の丸醸造の佐藤社長様は、チヨダ時代にCNC醸造用精米機桜号を無理言って購入していただきました。今回も快く引き受けていただきました。高橋良治杜氏が造る酒です。美味いに決まっています。構想2年でやっと金ができました。金持ちや出世することを拒絶していたので苦労しましたが・・・
酒のラベルは、是非、吉本さんにお願いしたいと思っております。